「冷やおろし -雄町-」について
夜はだいぶ涼しくなり、草花に朝露がつく頃に蔵出しされる酒で、昔ながらの風習文化を踏襲し蔵内の自然温で熟成しています。冬場に造られた日本酒を、春、夏を越えて熟成させ、秋口に蔵出しする、燗酒の季節を告げるお酒です。
「冷やおろし」というスタイルのお酒は江戸時代に生まれたといわれ、常温の意味を指す「冷や」の状態で「卸す」ことから、そう呼ばれています。
3 種類の酒造好適米をそれぞれ同一条件で醸造、熟成している冷やおろしは、龍勢シリーズの中で最も米の特質が体感できることが特徴。
中でも「雄町」は、重厚感のある旨味が特徴の一品で、温度による味わいの変化が最も楽しめる酒質設計になっています。
酒造好適米「雄町」について
雄町は、安政6 年(1859 年)に岸本岸本甚造翁が、見るからに立派な変わり穂を発見し持ち帰った2 本の穂から栽培が始まった在来品種の酒造好適米。当初は「二本草」と呼ばれていましたが、栽培地の地名である「雄町」の名で広まりました。酒造好適米の約6 割が雄町の血を受け継いでいると言われる酒米の父。大粒で心白が大きく、吸水性に優れることから良質な麹を造るのに適していて、濃醇で力強いコクと味わいあるお酒に仕上がるのが特徴です。
◆ 龍勢 冷やおろし 雄町 無濾過純米原酒 1800ml ◆
¥3,740(税込)
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