「冷やおろし -八反-」について
夜はだいぶ涼しくなり、草花に朝露がつく頃に蔵出しされる酒で、昔ながらの風習文化を踏襲し蔵内の自然温で熟成しています。冬場に造られた日本酒を、春、夏を越えて熟成させ、秋口に蔵出しする、燗酒の季節を告げるお酒です。
「冷やおろし」というスタイルのお酒は江戸時代に生まれたといわれ、常温の意味を指す「冷や」の状態で「卸す」ことから、そう呼ばれています。
3 種類の酒造好適米をそれぞれ同一条件で醸造、熟成している冷やおろしは、龍勢シリーズの中で最も米の特質が体感できることが特徴。
中でも「八反」は、最も辛口の酒質設計となっており、シャープなキレのある酸味が特徴の一品となっています。
酒造好適米「八反35号」について
八反35 号は、広島県を古くから代表する品種の酒造好適米。
在来種であった幻の米「八反草」の系譜を受け継ぎ、「八反10 号」と「秀峰」の交配によって生まれました。
八反錦よりも柔らかく、精米時に砕けてしまうこともありますが、吸水は良好で溶けやすいです。きめ細かい透明感のある味わいと艶のある香りで、口当たりの良い、なめらかで淡麗な酒に仕上がるのが特徴です。
◆ 龍勢 冷やおろし 八反 無濾過純米原酒 720ml ◆
¥1,980(税込)
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