今年2本目の研究醸造は『バナナジュースのような日本酒を造れ!』という
社長からのミッションをクリアするために試行錯誤した一本です。
日本酒の香りの表現として、『バナナのような』と表現することはよくあることだと思います。吟醸香のイソアミルアルコールはバナナのように感じることが多いです。
今回の研究醸造、土田社長からのミッションは『バナナジュースを造れ』。
バナナの香りの酒でもなく、バナナっぽい酒でもなく『バナナジュース』です。
『ジュース』っていうところがポイントです。
ジュースだからサラッと飲みやすくなっていないとならないという。
土田酒造の社長 土田祐士はジュースのような日本酒が好きなのだと思います。
きき酒や食事とのペアリングで『ジュースみたい!』『もはやジュース!』という表現をよく使っている印象があります。
そんなジュース日本酒大好きな土田が求めた『バナナジュースのような日本酒』。
このミッションをクリアするために星野杜氏は研究醸造に取り組みました。
バナナ感を出すにはやはり”甘さ”がポイントです。
甘い日本酒といえば一番に思いつくのは『貴醸酒』。
土田酒造でいうところの”K”製法ですね。
星野杜氏も目をつけたのは貴醸酒でした。
ただ『K』と同じように造っても意味がないし、なにしろジュースっぽさがない。
Kの製法をアレンジし、甘さと軽さが良質したバナナジュース造りに挑戦しました。
Kの製法をアレンジ!
軽さと甘さを追求した結果は!?
甘さをぐっと際立たせるために、酸とアミノ酸を極力ださないよう設計しました。
甘みはつよく、酸味はひくい。後味はかるくスッキリ飲める酒質を目指しました。
まずは精米歩合。軽さを出すために70%精米としました。
酵母は添加型のきょうかい901号。種麹も白夜を使用し軽さを追求していきます。
製麹、醪の経過もバナナジュース専用設計です。
ミッションクリア! トロピカルなバナナジュース日本酒完成!
夏にキンキンに冷やして!ロックもいい!
社長からのミッションをクリアするために、杜氏が試行錯誤し完成させた酒は『バナナK』と名付けました。ラベルにもバナナをちょこっとあしらいました。
トロピカルささえ感じるバナナジュース感。
甘みが際立ちますが、とろみはなく後味は軽い。
これはまさにバナナジュース!
これからの季節、冷蔵庫でキンキンに冷やして飲んだら最高でしょう!
氷を入れてロックで飲むのもいい!
杜氏のオススメは牛乳で割る『バナナミルク日本酒』。ぜひお試しください!
チョコレートを食べながら飲めば、チョコバナナ味にも(笑。
おすすめのお食事は、豚の角煮や酢豚をぜひ!ほんとに美味しいです◎
◆ 研究醸造data27 Tsuchida バナナK 720ml ◆
¥2,700(税込)
27ポイント獲得!
- 送料について
- 一般のお客様は25000円以上で配送料無料 ご飲食店様は15000円以上で配送料無料